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忌野清志郎の命日に思うこと

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今日5月2日は私が好きだったミュージシャン忌野清志郎の命日だ。没後15年になる。随分歳月が流れたが、歌っていた曲は今なお色あせない。素晴らしい楽曲を書いてきた清志郎だが私が印象に残っているのは、「サマータイム・ブルース」で、1988年にRCサクセション名でリリースされた「カバーズ」の中の1曲として納められている。主な歌詞は・・・

どうしてこんなに原発がたくさんあるのか、わかんねぇ。何のためなのか?地震は迫っているぞ、放射能漏れはどうする?テレビが言っている、日本の原発が安全だという根拠がわかんねぇ。

・・・といった内容で、今から約35年前の曲。東日本大震災による福島原発事故が2011年だから、その10年以上前に歌われた反原発ソングだ。夏の暑苦しさと日本を埋める原発の鬱陶しさが激しいビートとうまく絡み合っている。清志郎は警鐘を鳴らしていた!今後、こんな怒りと哀しみの歌はでてこないかもしれない。

核のゴミ処理問題で岐路に立っている現在の日本。清志郎の命日にこの曲をもう一度かみしめるように聴いてみたい。