福岡市認可障害者就労継続支援 株式会社マザーアース

就労継続支援B型事業

the LAMP (ザ・ランプ)

blog

市長から父への表彰

父親が、市長から、表彰を受けた。 70歳まで仕事をし、それから引退をし、毎日交通整理の為交差点にたち続けた。 国勢調査員も、老人会の会計も認知症が、わかるまでした。 認知症になり、祭日も、ユニフォームで立っていた。 遠くで見ていた私は電話をかけて、今日は、休みよ、と伝えた。 即父親は、帰ってきた。 市長に表彰されたのは、交通整理をし、交通事故を防げたことに対しての事だった。 父親はうつ病でアルコール依存性の私を察して、退職後、行政書士の資格の勉強を始めた。 前頭葉に血管が、丸く膨らんでいるのが、見つかり、爆発するのを恐れて手術した。 おそらくその時に出来た傷が、認知症に繋がったのだと、私は思う。 いまは、庭いじりを歌を歌い、気楽な毎日を送っている。 親戚からは、夫婦で公務員している妹夫婦を放ったらかしで、庭いじりをしていると非難された事があった。 即座に30万円を送り、これで塾に行かせるようにと数学の塾費用を手伝ったこともあった。 いま、姪は、北九州市立大学、甥は國學院大学に通っている。2人ともバイトに忙しい。 姪は、ケンタッキーでバイトし、甥は、焼肉屋で働いている。 姪が、成人式のとき、挨拶に来た。 父は、眩しそうにそれを見て、2人で玄関の前で、写真を撮った。 幸せな、老人生活を送っている父だ。